英語の基本時制をマスターしよう!使い方を分かりやすく解説【江戸塾】
2024/04/25
【基本時制】
こんにちは!江戸塾講師の石見潮音です。
今回は、英文法の中でも基本時制についてお話をしたいと思います。
基本時制は主に現在形、過去形、未来形の3つに分けられます。
英語では、動詞の形を変形させることで、時制を変えることができます。
それでは、それぞれの時制についてみていきましょう。
以下では主語をSubjectの頭文字をとってS、動詞をVerbの頭文字をとってVとします。
1,現在形<一般動詞 :V be動詞:am,is,are>
現在形のポイントは、「今」だけを表すものではないということです。
例えば、
His mother plays volleyball on Monday.(彼の母親は月曜日にバレーボールをします。)
この一文の中では、playsが動詞となっています。ここでsがついているのは主語が三人称、単数、時制が現在形という三単現を満たすからです。
ここで注意しなければならないことは、動詞は現在形であるにもかかわらず、一文の内容は月曜日という「今」とは異なっている点です。これは、修飾語句の部分(on Monday) から読み取ることができます。
修飾語句がない場合はどうでしょうか。
これは、永遠形と捉えることができます。
例えば、
The earth is round. (地球は丸い。)
動詞isは現在形ですが、この一文は「(今も昔も未来もずっと)地球は丸い。」ということを表しています。
このように、現在形は、「今」を表すだけでなく、様々な時制に対応していることを覚えておきましょう!
もうひとつ、現在形で注意していただきたいポイントがあります。
それは、時や条件を表す副詞節(=接続詞)の中では、未来のことでも現在形で表すということです。
時や条件を表す接続詞
when(~するとき)、after(~の後に),before(~の前に),untill(~するまで),as soon as(~するとすぐに),if(もし~なら),unless(もし~でなければ)...
例えば、
If it rains tomorrow,we will not go to the park.(もし、明日雨が降れば、私たちは公園へ行かないだろう。)
ここでの副詞節はIf~tomorrowの部分で、この一文は明日(未来)の内容です。
しかし、Ifを使用していることから、If節の動詞(rain)は必ず現在形になっています。
このポイントは、様々な問題で出題されますので、理解しておきましょう!!
2、過去形<一般動詞:Vーed be動詞:was,were>
一般動詞の過去形は、基本的には動詞の語尾にedをつけます。(played,stayed,called...)
しかし、英語の動詞の中には例外的に不規則変化動詞という動詞があり、過去形がV-edとは全く異なります。
例えば、teachの過去形はtaught、eatの過去形はate...といったように不規則変化は多数ありますので、必ず覚えておきましょう^ ^
ここで、過去形のポイントとして、過去形は、過去の一時点(現在と区別)を表していることを理解しましょう。
例えば、
She stayed at home yesterday.(彼女は昨日、家にいた。)
ここでの動詞 stayed、副詞 yesterday (昨日)によって、この一文の時制は、過去であることが分かります。
3,未来形<will+動詞の原形>
未来形は助動詞willと動詞の原形を使って表すことができます。動詞の原形とは、一般動詞はsもedも何もつけいない形、be動詞はbeです。
willの訳し方は推量「~だろう」と意志「~するつもりだ」の二通りありますが、それぞれの文脈に合わせて使い分けていきましょう!
例えば、
I will stop by his apartment on my way to work.(私は、仕事に行く途中で彼のアパートに寄るつもりだ。)
この一文では、主語が私になっているので、「~寄るだろう」よりも「~寄るつもりだ」の方が適切です。
未来系のポイントは現在形、過去形と異なって、will以外にも未来形を表す単語があるという点です。
〇willの他に未来を表す単語
①be going to + 動詞の原形「~する予定だ、するつもりだ」
※willとの違い
→be going toは、前もって意図したり、計画しているといった確定的なことの場合に使用します。
②be about to + 動詞の原形「今まさに~しようとしている」
以上で基本時制の紹介となります。
江戸塾では、小学生・中学生・高校生・高卒生の英文法定着に力を入れています。
英文法は、英語の長文や、英文解釈に必須の項目ですので、コツコツと基礎を固めていくことを目標としています。
大阪の天王寺、京都の烏丸では対面教室を開講し、オンライン授業では東京、千葉、仙台、名古屋、福岡、沖縄など全国的に学習・受験サポート(中学受験・高校受験・大学受験)をしています
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