中1英語~英語勉強法の基本~【江戸塾】
2024/05/13
こんにちは!
江戸塾講師の伊藤美影です!
今回は、英語を本格的に学ぶことになる中学1年生に向けた「英語勉強法の基本」をお伝えしていきたいと思います!
中学1年生のうちに基本を抑え、徐々に発展させていきましょう!
まず、勉強法をお伝えする前に、小学校英語と中学校英語の違いを抑えましょう。
小学校英語は、コミュニケーションをとるための英語として勉強をするので、文法の話はあまり行われません。
学校によっては、ALTの先生が来てくださって話すメインの授業のところもあると思います。
しかし、中学校英語では、話す・聞く・書く・読むの4つ全てが行われるようになり、一気に文法の勉強が加速します。
そのため、小学校英語と中学校英語の違いによって、中学校1年生の時期から英語に苦手意識をもつ方が増えてきます。
そこで今回は、英語の苦手意識をなくすためのとっかかりの勉強法をお伝えします。
〈英単語の覚え方〉
1.見て(書いて)覚える
単語帳を用意し、頭から順番に一単語ずつ隠しながら、ノートに英語のスペルと日本語の意味を書いていきます。
これを一単語につき5~6回繰り返します。それを毎日続けます。
ノートは薄いノートを使って何冊も溜めていくことで、「これだけやった!」と目に見えて達成感が感じられるのでおすすめです。
また、脳科学的に、青ペンを使うと記憶しやすいとも言われています。
2.聞いて覚える
市販の単語帳についているCDを聞いたり、自分で繰り返し音読したりすることで英単語を覚えます。
単語単位でなく、読解系の文章を読みながら覚えるのもいいでしょう。
この覚え方はとにかく頭の中に「音」で英単語が入っていることがポイントとなります。
口に出さなくても、頭の中で何度も発音することで同じ効果が得られますが、人に説明するとより記憶が定着するので、友達同士で聞かせ合うのもおすすめです。
3.動いて覚える
単語帳を覚えるのではなく、映画のセリフを覚えて演じてみたり、著名人のスピーチを覚えて自分で演じてみたりするのです。
気持ちを込めて、身振り手振りもつけて、オーバーなくらいで構いません。
例えば、怒りを表明するスピーチを、本当に怒りながらするという風に、英単語の意味を身体で表現することで、ストーリーや感情と一緒に記憶するイメージです。
*どの方法で英単語を覚えるにしても、「毎日、コツコツと単語を覚える」「毎日、決まった時間、決まった場所で覚える」「これと決めた単語帳を何周もして覚える」といった、この3つも意識して暗記をしましょう。
〈英文法を理解するコツ〉
1.英文法の基本パターン(2×3)をマスターする
英文法には基本パターンがあり、それは「動詞の種類」と「文の種類」によって決まります。
具体的には、動詞の種類【一般動詞・be動詞】と文の種類【肯定文・否定文・疑問文】のように、2×3パターンで決まります。
つまり合計6パターン、これが英文法のすべての土台になります。
中学校1年生の英語の教科書でも、1番最初にこの6パターンを習っていくと思います。
まずはこれをしっかりと理解していきましょう。
2.文法は「形」と「意味」をセットで覚える
新しく文法を習ったときは、毎回「形」と「意味」をセットで覚えるようにしましょう。
例えば、現在進行形を習った場合には、「形」【be動詞+動詞のing形】、「意味」【~している】のように、まずは頭を整理しましょう。
このように「形」と「意味」をセットで覚えると、英文を見てスムーズに日本語に訳せるようになります。
3.文法ごとの違いを言葉で説明できるようにする
英文法を理解するためには、自分の言葉で説明できるようになりましょう。
その中でも特に大事なのは、「違い」について説明できるようになることです。
「一般動詞とbe動詞では何が違うのか?」「一般動詞の肯定文と一般動詞の疑問文はどこが違うのか?」など、違いを自分の言葉で説明できるように練習しましょう。
わからないことがあれば、調べたり、人に聞いたりして、違いを説明できるようにしていきましょう。
〈基本例題を暗記するコツ〉
1.音読する
音読することで、読めば読むほど早くなり、文法が頭に染み込んでくる感覚を体感しましょう。
中学校の教科書や高校受験の問題に出てくる英語(単語・文)は限られています。
そのため、頻出する文型や文法を例文で読み込むと、似ているものは一気に読みやすくなります。
2.テスト形式で繰り返す
何かを暗記したいときは、「見る・聞く・動く」の他に、テスト形式を繰り返し行うことをおすすめします。
例えば、【意味で「こちらは~です」と言いたいとき、どんな表現を使う?】という問題に対しての答えは【This is~.】となります。
これは簡単に自分でも問題を使って取り組めると思うので、テスト形式を使ってぜひ勉強してみてください。
ここまで、中学1年生に向けた英語勉強法の基本をお伝えしてきました。
この情報が、現在中学1年生の方やこれから中学1年生なる小学生の方のお役に少しでもたてると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!