中1国語~語彙力・文章の読み方を身に付けよう~【江戸塾】

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中1国語~語彙力・文章の読み方を身に付けよう~【江戸塾】

2023/10/12

中1国語~語彙力・文章の読み方を身に付けよう~

こんにちは!

江戸塾講師の伊藤美影です!

 

今回は、中学校1年生のうちに身につけて欲しい「語彙力と文章の読み方」についてお伝えしていきたいと思います!

 

まず初めに、「国語力はつけたいけど、そのためには何から始めたらいいのかわかない…」という方はいませんか?国語力をつけるためには、語彙力と文章を正しく読む力が必須になってきます。特に語彙力は、すべての勉強の土台となるため重要です。

 

〈語彙力〉

1.知らない言葉は、必ず調べる・記録する

 「知らない言葉は、調べて記録する」という習慣を付けることから始めましょう。ここでのポイントは「記録する」ということです。語彙は覚えて初めて活きるものなため、忘れないようにメモすることが大切です。語彙専用のノートを作ってみてもいいかもしれません。ここでは、言葉と意味をセットにして記録しましょう。類義語や関連表現も一緒にメモしておくのが語彙を増やすためにはいい方法です。調べるツールとしては辞書がおすすめですが、手近に辞書がないときはスマホでも構いません。大切なのは「知らない言葉だ!」と、ハッとした瞬間に意味を知るという繋がりを作ることです。調べる際は、スピード感を大切にしていきましょう。

 

2.読書をする

 読書を習慣づけましょう。そして可能であれば、偏りなく様々なジャンルの本を読むのがいいでしょう。本には日常生活でよく使うフレーズや、こなれた言い回しなどがたくさん載っています。「この語句は使えそう!」と感じたら、1.と同様に記録しておきましょう。本を読む習慣がない方からしたら、毎日何ページも読むのは負担に感じてしまい、三日坊主で終わってしまうかもしれません。そうならないためにも、1日2ページでも3ページでもいいので、毎日続けるということを意識しましょう。

 

3.「言い換え」をする

 日常生活から意識的に、ある言葉を別の言葉で言い換えてみましょう。例えば、「面白い」という言葉はよく使いますが、漫画を読んでも、TVを観ても、遊園地のアトラクションに乗っても、同じ「面白い」という言葉で表現しています。そのため、「ユーモアがある、個性的、愉快、遊び心がある、興味をかきたてられる、味がある」など別の表現を使ってみると良いでしょう。また、料理が「美味しい」ことをいかに表現するか“食レポ”をして楽しみながら言い換えを行うのもいいでしょう。

 

〈文章の読み方〉

1.問題本文に線を引く

 問題本文を読むときは、文章のポイントとなるところに線を引きます。説明的文章の内容を理解するには、書かれた情報を整理することがもっとも大切です。マーキングは情報整理の「見える化」と言えるので、設問を解くためのヒントになります。説明的文章の読解が苦手な人はまずマーキングをすることから始めてみてください。

 1)逆接の接続語をチェック

  「だが、しかし、ところが、けれども」などの逆接の接続語の後ろには筆者の意見や主張がくることが多くあります。説明的文章は「ふつう、〇〇は~だと思われている。しかし、〇〇は実のところ~だ」のように、「一般論(常識)→主張・意見」の順番に書くことがオーソドックスです。

 2)まとめ言葉をチェック

  筆者の述べたいことは「まとめ」に書かれます。そのため、まとめを導く「まとめの言葉」は必ずチェックしてください。マーキングするものは主に「このように・つまり・すなわち・要するに」の4つです。

 

2.文章の流れを意識する

 文章は基本的に、「序論:話題、問いかけ、まとめが書いてある、出だしの部分」「本論:例、理由、方法が書いてある、真ん中の部分」「結論:筆者の考え、答え、まとめが書いてある、終わりの部分」の3つから成り立っています。時々、「筆者はこう思う!」と結論を先に言って「なぜならば…」とその理由を本論で言うつくり(構成)の文章もあります。序論に「まとめ」が入っているのはこのタイプがあるからです。作者が、どんな流れで話を進めているのか?がわかると、内容もスムーズに理解できるようになります。そのため、説明的文章のつくりをしっかり頭に入れておきましょう。

 

3.指示語をチェックする

 指示語は、接続詞と同じくらい大切になってきます。しかし、本文に出てくるすべての指示語内容を確認すると、読むスピードがかなり落ちてしまいます。国語の文章問題は、文字処理のスピードは不可欠になってくるため、あまり時間をかけられません。そこで、「傍線部、または、傍線部・空欄前後の指示語は必ずチェックする」ようにしましょう。とてもシンプルな法則ですが、これを定着させるには意外と時間がかかります。これらの指示語を丁寧にチェックすることで、解答そのものではなくとも解答を導くヒントになることが多いです。

 

ここまで、中学1年生の国語を学ぶ上でマスターして欲しい語彙力と文章の読み方につい

てお伝えしてきました。この情報が、国語を学んでいく上でのとっかかりになり、少しでも勉強のお役に立てると幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

代表兼講師 江戸 優一

代表兼講師 江戸 優一

紹介文
勉強とは生きる為の道しるべです。人生を生き抜くための方法論がたくさん詰まっています。公式や文法を覚えることだけが大切ではありません。勉強を通して得られる喜びや達成感を感じ、『知る』という行為を楽しんで頂きたい思います。培われた知識や経験がお一人お一人の財産になるはずです。物事に真摯に向き合う姿勢は美しいと思います。目標や夢を掲げ、それらを実現するために頑張っていきましょう!
来歴
・茨城県私立水城高等学校(特進クラス偏差値71・生徒会長)卒業
・大阪市立大学商学部会計コース 卒業
・講師歴18年
指導科目
英語・数学・物理・化学・生物・国語・小論文・面接対策・解剖生理学・生化学
スポーツ歴
テコンドー(WTF初段)・空手・サッカー・野球
大阪・京都校塾長 江戸 亮茉

大阪・京都校塾長 江戸 亮茉

紹介文
勉強は楽しむことが一番大切です!点数や成績に一喜一憂しがちですが、自分の知らないことに好奇心を持ち、それを学ぶ楽しさや喜びを感じて欲しいと思います。学習することが楽しくなれば、自然と点数も伸びてきます。得意不得意に関わらず、焦らず少しずつレベルアップしていきましょう!!皆さんが前向きに日々の学習と向き合えるよう全力でサポート致します。分からないことはどんどん聞いてくださいね。
来歴
・茨城県立水戸第一高等学校 卒業(偏差値71、県内トップ校)卒業
・京都大学医学部検査技術科化学専攻 卒業
・講師歴18年
指導科目
英語・数学・物理・化学・生物・小論文・生化学・生理学・解剖学・病理学・血液学・微生物学などの医療系科目
スポーツ歴
テコンドー(WTF初段)・空手・サッカー・野球

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