看護医療系学校の受験の対策を行う学習塾【江戸塾】
2023/02/18
こんにちは! 江戸塾です
今回は、看護の単科大学に通う講師が受験する上で知っておいてほしいことを紹介していきたいと思います。
✅目次
看護医療系受験の特徴
▸推薦入試について
▸小論文
▸面接
▸一般入試について
▸学科試験(一次試験)
▸小論文(二次試験)
▸面接(二次試験)
対策方法
▸学科試験対策
▸英語
▸数学
▸理科
▸国語(近代以降の文章)
▸小論文対策
▸面接対策
最後に
◎看護医療系受験の特徴
✎推薦入試について
私立の看護医療系の学部では推薦入試で過半数の合格者を出すことがあるため、その学校への進学を強く望むのなら推薦入試を利用することをお勧めします!
主な選考方法は、小論文・面接・志望理由書・調査書です。
稀に学科試験を実施する学校もあるため、自分が推薦入試での受験を考えている学校の選考方法は早めに確認しておきましょう
~小論文~
小論文では文章力、論理的思考力が問われます。小論文の出題の形式は様々ですが、大きく分けて3つあります。
1.テーマ型
「テーマ型」とは、最も一般的な小論文の形式で、出題されたテーマについて、自分の意見をまとめるというものです。
2.課題文型
「課題文型」とは、提示された課題文を読んだ上で、それについて自分の考えをまとめるというものです。
3.図表型
「図表型」とは、あるテーマに元図板アンケート結果やグラフを分析し、自らの考えを述べるというものです。
小論文のテーマ
(例)看護・医療系→看護師に必要な資質とは
臓器移植について
自分自身について→看護師を目指したきっかけ
どのような看護師になりたいか
時事問題系→看護師と高齢化社会の繋がりについて
気になっている医療問題について
他者との関係→チーム医療について思うこと
看護とマナー
抽象的な問い・その他→「やさしさ」とは何か
命について
~面接~
面接では、筆記試験や調査書ではわからない人間性や個性が問われます。
《質問内容》
・仕事と将来の抱負→看護師を志望する理由・動機は?
どんな医療従事者になりたいか?
学校卒業後の希望する進路は?
・学校や入試→この学校を志望する理由は?
この学校の第一印象はどうか?
やり通していくじしんはあるか?
・性格、適性、健康状態→長所と短所は、どんな性格か?
自分のどの点が看護師向きか?
自己PRを1分間してください
・高校生活→クラブ活動で得たものは何か?
得意、不得意学科とその理由
高校生活で印象に残ることは?
《評価方法》
面接の評価方法は、点数化する場合もありますが、多くの場合はA~Cの3段階評価や、A~Eの5段階評価の方法がとられます。
面接が終了して、その場で面接者同士が話し合って決めるのではなく、それぞれが自分の判断で評価し、あとで付け合わせするのが一般的なやり方です。
《形式》
・個人面接…受験者1人に対して面接者が1人または数人という形式で、多くの学校で実施されています。 素直に自分の志望動機、勉学意欲や長所をアピールしましょう。
・集団面接…数人の受験者が一緒に面接を受けるものです。他の人への質問だと思っていると急に「あなたは?」と聞かれたりします。人の話も注意して聞くことが大切です。
・討論…受験生(7~10名)がグループになり、与えられたテーマでディスカッションをし、意見を述べるものです。指導力、積極性、協調性などがチェックされます。相手の意見を認めながら自分の腫脹を論理的に話す態度が必要とされます。
✎一般入試について
~学科試験(一次試験)~
看護学校の一般的な試験科目は、数学(ⅠA/ⅠAⅡB)、国語(近代以降の文章)、英語、理科(生物基礎・生物/化学基礎・化学/生物基礎・化学基礎)などです。
学校によって試験科目が異なるため、受験を考えている学校の試験科目は早めにチェックしておきましょう。
~小論文(二次試験)~
推薦入試と同じような形式です。
繰り返しになってしまいますが…
小論文では文章力、論理的思考力が問われます。
小論文の出題の形式は様々ですが、大きく分けて3つあります。
1.テーマ型
「テーマ型」とは、最も一般的な小論文の形式で、出題されたテーマについて、自分の意見をまとめるというものです。
2.課題文型
「課題文型」とは、提示された課題文を読んだ上で、それについて自分の考えをまとめるというものです。
3.図表型
「図表型」とは、あるテーマに元図板アンケート結果やグラフを分析し、自らの考えを述べるというものです。
小論文のテーマ
(例)看護・医療系→看護師に必要な資質とは
臓器移植について
自分自身について→看護師を目指したきっかけ
どのような看護師になりたいか
時事問題系→看護師と高齢化社会の繋がりについて
気になっている医療問題について
他者との関係→チーム医療について思うこと
看護とマナー
抽象的な問い・その他→「やさしさ」とは何か
命について
~面接(二次試験)~
小論文と同じく、面接も推薦入試と同じような形式です。
繰り返しになってしまいますが…
面接では、筆記試験や調査書ではわからない人間性や個性が問われます。
《質問内容》
・仕事と将来の抱負→看護師を志望する理由・動機は?
どんな医療従事者になりたいか?
学校卒業後の希望する進路は?
・学校や入試→この学校を志望する理由は?
この学校の第一印象はどうか?
やり通していくじしんはあるか?
・性格、適性、健康状態→長所と短所は、どんな性格か?
自分のどの点が看護師向きか?
自己PRを1分間してください
・高校生活→クラブ活動で得たものは何か?
得意、不得意学科とその理由
高校生活で印象に残ることは?
《評価方法》
面接の評価方法は、点数化する場合もありますが、多くの場合はA~Cの3段階評価や、A~Eの5段階評価の方法がとられます。面接が終了して、その場で面接者同士が話し合って決めるのではなく、それぞれが自分の判断で評価し、あとで付け合わせするのが一般的なやり方です。
《形式》
・個人面接…受験者1人に対して面接者が1人または数人という形式で、多くの学校で実施されています。 素直に自分の志望動機、勉学意欲や長所をアピールしましょう。
・集団面接…数人の受験者が一緒に面接を受けるものです。他の人への質問だと思っていると急に「あなたは?」と聞かれたりします。人の話も注意して聞くことが大切です。
・討論…受験生(7~10名)がグループになり、与えられたテーマでディスカッションをし、意見を述べるものです。 指導力、積極性、協調性などがチェックされます。相手の意見を認めながら自分の腫脹を論理的に話す態度が必要とされます。
✓対策方法
✎学科試験対策
看護学部・看護学科の入試には独自の傾向がある大学・専門学校が多いため、合格を目指すには志望校の看護学部・看護学科に合った対策が必要になってきます。ですので、目指す大学・専門学校の受験科目や入試範囲、入試傾向をしっかりと早いうちから把握するのが受験勉強をする上でのポイントになってきます。
~英語~
看護系の大学・専門学校を受けるなら、必ず英語は受験科目に入ってきます。そのため、英語の受験勉強は必須です。看護系の学校の出題傾向としては、長文読解問題、文法・語法問題、会話文問題、英作文問題が基本になってきます。
《英単語・熟語》
英語の勉強をする上で欠かせないのは、英単語・熟語の習得です。これを覚えなければ、英文を読む際につまずいてしまいます。英単語や熟語を覚える際は、様々な英単語・熟語帳を使うのではなく、大学受験向けの標準的な英単語・熟語帳を1冊に決めて、それを繰り返し使って徹底的に覚えるようにしましょう
また、看護系の学校では英語の長文の中で、医療・看護に関わる専門的な英単語が含まれる場合があります。そのよう
なときは、自分用の単語帳を作って、書き留めておくことをお勧めします。
《英文法》
英文法の参考書と問題集を並行して勉強することをお勧めします。参考書は英文法をインプットするために使用し、問題集は参考書で学んだものを忘れないようにアウトプットするために使用します。問題集を解いていて、間違えてしまったり忘れてしまっていた文法事項は参考書に戻ってしっかり復習するようにしましょう。
《英文解釈》
標準的な英文解釈問題を1冊やりこむことで、「英語のまま文章を読む」ことができるようになり、スラスラと英文が読めるようになります。
《長文読解》
受験において長文読解問題は、スピードとの勝負になります。短い英文の問題からでいいので、1日1問を目安にして、毎日コツコツと長文読解の問題に触れるようにしましょう。まず初めは、一文ずつ理解しながら読めるように練習し、徐々に段落ごとの意味をとっていけるように段階を追って読むスピードを上げていきます! 長文読解をする上での注意として、闇雲に問題を解くのはやめましょう。解き終わった後は、わからなかった英単語・熟語を調べたり、あやふやだった文章の構造を確認したりと復習を念入りに行いましょう。
《英作文》
一概に英作文といっても、志望校によって、和文英訳問題や自由英作文といった種類に分れます。そのため、志望校の出題傾向を事前に確認したうえで受験勉強に取り組みましょう。標準的な英作文の問題集を購入して練習を行い、マスターした後に過去問演習に取り組みましょう。
~数学~
数学は理科との選択の場合が多いので、自分の志望校の数学と理科の問題を見比べて、他の受験校との科目も考慮しながら、自分にどっちが合っているのか決めるようにしましょう。また学校によって、数ⅠAなのか数ⅠAⅡBなのかも異なるので、志望校の範囲を確認するようにしましょう。
《数ⅠA》
数Ⅰは、因数分解・方程式・不等式・式の計算・関数とグラフ・集合問題など広くまんべんなく出題され、数Aは、「場合の数と確立のみ」「平面図形を除く」といった限定がついて出題される場合があります。しかし、出題範囲のパターンは決まっていることが多く、レベルも基本的なものが多いです。そのため、確実に教科書や問題集の基本問題をこなせるようにしていきましょう。勉強をしていく中で、「速く・ミスなく」解くことを心がけることが大切になってきます。
《数ⅡB》
数ⅡBは、出題も難易度も学校による差が大きいので、必ず過去の問題のチェックをするようにしましょう。数Ⅱは、微分・積分・三角関数・指数・対数が出題されることが多く、数Bは、ベクトルの問題が出題されることが多いです。数ⅡBでは、多くの公式が使われるため、公式を丸暗記するのではなく、その公式がどのように導かれたのかを理解しておくようにしましょう。
~理科~
理科は数学との選択の場合が多いので、自分の志望校の理科と数学の問題を見比べ、他の受験校との科目も考慮しながら、自分にどっちが合っているのか決めるようにしましょう。理科を選択した場合は、生物基礎・生物/化学基礎・化学/生物基礎・化学基礎の3つの中から選ぶ必要があります。
《生物》
生物は、全体に渡ってまんべんなく選択問題や単語を解答するような形の問題が出題されるため、生物の科目全体に対する幅広い知識が必要になってきます。その中でもよく出題される問題としては、血液や神経・ホルモンなどの恒常性・生殖と発生の仕組みなどがあげられます。生物を勉強していく上で、最も重要なのは“暗記”です。過去問題を解きながら、ひたすら暗記する方法が効果的といえるのです。出題される単語は生物の中でも限られてくるので、過去問題を解きながら出題傾向をつかみ、徹底的に“暗記”をしていきましょう。
《化学》
化学は、暗記に加えて応用力を求める問題が出題される傾向にあります。そのため、頻出問題を多く解いて、自分の実力にできるよう勉強に取り組みましょう。また法則を覚える場合には、法則名・発見者・内容を関連付けて覚えていくことが重要です。
~国語(近代以降の文章)~
看護系の専門学校では必須、大学でも選択科目として国語を選べるところが多いです。国語の中でも古文・漢文を除く現代以降の文章の問題を出題する学校がほとんどです。
《文章問題》
「接続語」は、接続語の意味を考えながら解きましょう。「文の挿入」は、挿入文の中のヒントと前後の文の繋がりを考えて解きましょう。「語句や文の説明」は、文の繋がりを意識し、文章全体を読み解くことを意識して解きましょう。「動詞・形容詞などの品詞」は、勉強する中で動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・助動詞・副詞の形や使われ方を理解するようにしましょう。この4つのポイントを覚え、受験勉強に取り組みましょう。
《漢字》
漢字問題は文章問題に比べ、正当率が高くなるので絶対に落とせない問題です。通学時間などを利用して、1日数ページから毎日取り組むようにしましょう。その中で、間違えた問題には、印を付けておくことをお勧めします。2回目以降は、印を付けた部分の感じの勉強を集中的に行いましょう。
✎小論文対策
小論文の対策を行う上でポイントは3つあります。
小論文のポイント①「小論文の問題に慣れる」
小論文対策は、まず時間内に最低文字数を書き切れるかどうかが問題です。ノンストップで書かないと、最低文字数を越えられない場合もあります。はじめの5分で構成を考えて、短い文章で簡潔にまとめて書いていく練習が必要です。構成をすぐに考えるためにも、まずは様々なテーマについての自分の考えをもっておきましょう。日頃から医療に関するネタだけでなく新聞やニュース番組をチェックしてノートなどにまとめることもいい対策になります。
小論文のポイント②「過去問の入手」
過去問は書店で本を購入できる場合や、ネットで調べられる場合があります。まずは志望校についてネットで検索した上で、テーマの出題傾向を探ることが大切です。また、志望校の過去問に載っていなくても、看護師試験に出題されやすいテーマは押さえておくようにしましょう。
小論文のポイント③「添削してもらう」
数をこなしてひたすら書いていくことは大切ですが、書きっぱなしはよくありません。時間内に書き切れるようになったら、まずは自分で読み返してみましょう。文章が分かりにくいところや、長すぎるところが目に付いたら、その部分を自分で添削します。自分の添削も必要なくなってきたら、先生にも文章を読んでもらいましょう。小論文にはコツが必要なので、先生に添削してもらうのがおすすめです。
✎面接対策
看護学部の面接では「志望動機」「看護の仕事に対する熱意・理解度」「受験生の人間性」 がチェックされています。面接日に慌てないためにも以下の5つのポイントを押さえておくようにしましょう。
面接のポイント①「面接の形式を把握する」
面接の形式は上でも述べたように3つに分けられます。それは、個人面接・集団面接・討論です。個人面接は受験生1人に対し、面接官が1~複数人で行います。もっとも一般的な形式といえるでしょう。個人面接では、1つ1つの質問に対し麗寧に答えることが大切です。集団面接は複数の受験者が同時に面接を受けます。面接官が複数人であることがほとんどです。他の受験生の受け答えに対する自分の考えを聞かれることもありますので、他の受験生への質問に対しても集中して聞かなければなりません。討論は、与えられたテーマに対するディスカッションです。互いの意見を尊重しあう協調性や議論をまとめる指導力などが見られます。自分の意見を強く主張し、相手を論破するための討論ではありません。
面接のポイント②「服装や髪形を整える」
服装や髪形を整えるのは最低限のマナーです。制服やスーツといった正式の場にふさわしい服装や髪形をしているか、言葉遣いは丁寧化といった人としての「最低限」の素養があることを示す必要があります。マナーや清潔感を見られていると考えていいでしょう。
面接のポイント③「志望動機・志望理由を明確に述べる」
大学側は、どうしてこの大学を選んだのか、そのきっかけが何だったかなどについて興味関心を持っています。志望動機・志望理由を明確に応えられることは、必要最低限の要素と考えましょう。その上で他の大学ではなく志望校を選んだ理由を述べることができれば、面接官の納得を得やすくなります。各大学のアドミッションポリシーを読み込み、志望校と他の大学の違いを見つけ出しましょう。
面接のポイント④「看護職に対する強い思いを伝える」
看護学は看護の方法を理論と実践の両方から追求する学問です。そして、看護学部はそれらを学んだ看護師を養成する場です。看護大学は看護に対する「熱い思い」を持った学生を待ち望んでいます。大学側が知りたいのは、どうして看護師になりたいと思ったのか、人の命を預かる重責を担う覚悟があるのか、チームの一員として協調性を発揮できるのかなどでしょう。そういったことに対して、自分の経験を踏まえた受け答えができれば、面接官の評価を上げることができるでしょう。
面接のポイント⑤「一貫性がある受け答えをする」
面接練習をしていると、最初の質問の答えと、別な質問の答えがずれたり、矛盾したりすることがあります。そうなってしますと、面接官は「ブレた」答えだととらえてしまうでしょう。また、面接の受け答えと小論文の内容が食い違ってしまうこともあります。小論文の内容はしっかりと覚えておくべきです。大事なのは、面接の受け答えも小論文の回答も矛盾せず、ブレない姿勢を示すことです。
~ 最後に ~
看護医療系学校の学科試験においては「基礎固め・志望校の傾向掴み」、小論文と面接においては「慣れ・情報収集」と徹底していきましょう
最後まで読んでくださりありがとうございました!
看護師を目指す仲間として皆さんの志望校合格を応援しています!!
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