関係代名詞の文法学習【江戸塾】

【関係代名詞】

こんにちは！

江戸塾講師の石見潮音です。

今回は、関係詞の紹介を行います。

関係詞とは、名詞の直後において、その名詞（先行詞）を修飾する働きを持つ品詞です。

ここでのポイントは、日本語では、常に名詞を前から修飾しますが、英語では名詞を後ろから修飾する場合もかなりあり、関係詞はその一例となっている点です。

関係詞は大きく分けて関係代名詞と関係副詞に分かれます。1つずつ見ていきましょう。

 

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〇関係代名詞

関係代名詞のポイントは、関係代名詞のカタマリが不完全であるということです。

例えば、

He has a sister who is studing design in Italy.

(彼にはイタリアでデザインを勉強している姉がいる。)

この文章での関係代名詞のカタマリは、who is studing design in Italyで、これが先行詞である a sisterを修飾しています。

また、カタマリに注目すると、主語が欠けています。

このように、関係代名詞では、主語もしくは目的語が欠けます。

主語が欠けている場合の関係代名詞を主格、目的語が欠けている場合の関係代名詞を目的格と言います。

 

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〇関係代名詞の種類

先行詞の種類	主格	所有格	目的格
人	who/that	whose	who(m)/that
人以外	which/that	whose	which/that

 

上の表を使って、それぞれの用法を確認していきましょう。

 

1、The people who live next door are very friendly.

(隣に住んでいる人々はとても付き合いやすい。)

関係代名詞のカタマリはwho live next doorなので、主語かかけているので、主格です。（関係代名詞が主語の働きをしていると捉えてもよいでしょう。）

また、先行詞はThe people、つまり、人なので、関係代名詞はwhoを使用しています。

☆主格と目的格はthatで代替可能です！

 

２，The computer which I bought last month has already broken down.

（僕が先月買ったコンピュータは、すでに壊れてしまった。）

関係代名詞のカタマリは、 which I bought last monthで、boughtに対する目的語が欠けているので、目的格です。また、先行詞は The computer 、つまり、人以外なので、関係代名詞はwhichを使用しています。

☆関係代名詞の目的格は省略可能です。

したがって、先ほどの例文は、

The computer 　　　I bought last month has already broken down.

と書き換えることができます。

 

３，I have a friend whose father works for that bank .

（私には父親があの銀行で働いている友人がいます。）

関係代名詞のカタマリは、whose father works for that bank で、書けている部分がありませんが、先行詞である a friendと関係代名詞のカタマリの主語であるfatherをみると、whoseを境に、「友達の父親」という関係性になっています。

☆whoseは単独で用いられることはなく、必ず、whose + 名詞の形をとります。

 

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〇関係代名詞　whatの用法

関係代名詞whatは先行詞を含む関係代名詞で、the thing which~~「～～すること/もの」といった意味を表します。

例えば、

You look pale. What you need now is a good sleep.

(顔色が悪いよ。今君に必要なものは、ぐっすり寝ることだ。)

関係代名詞のカタマリは、What you need nowで、needに対する目的語が欠けています。このように、whatも関係代名詞の一種なので、主語もしくは、目的語が欠けている点にも注意しましょう！

 

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〇関係代名詞と前置詞

ここでは、関係代名詞が前置詞の目的語になっている場合、つまり、先行詞が前置詞の目的語に該当する場合を学習しましょう。

 

例えば、

This is the woman who I played tennis with.

(こちらは、私がともにテニスをした女性です。)

関係代名詞のカタマリはwho I played tennis withで、withに対する目的語が欠けています。

この場合、前置詞を関係代名詞の前に持ってきて、

This is the woman with who I played tennis .

このように表すことも可能です。しかし、＜前置詞＋関係代名詞＞の語順は、非常に改まった表現なので、文章体のみで使われます。

 

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以上で関係代名詞の紹介を終わります。

関係代名詞の内容をもとに、関係副詞にもチャレンジしてみましょう！

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

 

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