英語の文型を基礎から 【江戸塾】
2024/02/08
【文型】
こんにちは!江戸塾講師の石見潮音です!
今回は、英語文法の基礎となる文型についてお話します。
そもそも文型とは何か。
文型とは、英語の語順のことを指します。
文型を学ぶことによって、英文の構造が理解でき、複雑な構文の英語を日本語に訳す際の手助けをしてくれます。
英文の構造を理解していくことは、長文読解力の基礎となるので、文型は早いうちにマスターしておきましょう^ ^
文型には第一文型から第五文型までの五種類あります。
基本語句として、以下では、主語をSubjectの頭文字をとってS,動詞をVerbの頭文字をとってVとします。
それでは、各文型について、紹介していきます。
- 第一文型<SV>
第一文型のあとには修飾語句を伴うことが多くなります。
修飾語句とは、文を補足する語句のことを言い、副詞や前置詞+名詞がそれにあたります。修飾語句は以下[]でくくることとします。
例えば、
He lives in Japan.
これを品詞分解すると、
He(S) lives(V) [in Japan] (彼は日本に住んでいる。)
つまり、in Japan が修飾語句の第一文型です。
- 第二文型<SVC>
ここでいうCとは補語(complement)の頭文字です。
第二文型でのポイントは、S=Cの関係があるということです。
例えば、
I am a student. (私は生徒です。)
この一文では、I(S)とa student(C)がイコール関係になっています。
他にも、
He became a doctor. (彼は医者になった。)
ここでも、He(S)とa doctor(C)がイコール関係になっています。
このように、第二文型では、S=Cが成立することから、第二文型を取る動詞が絞られます。入試でよく出てくる動詞は、
be動詞、become,get (~になる),look(~に見える),keep(~のままでいる),sound(~に聞こえる)です。覚えておくとよいでしょう!
- 第三文型<SVO>
第三文型でのポイントは、第二文型との違いとしても知られているS≠Oという点です。
例えば、
She ate an apple.(彼女はリンゴを食べた。)
この一文では、she(S)≠an apple(O)となっています。
第二文型と第三文型での違いは必ず覚えておきましょう。
- 第四文型<SVO₁O₂>
第四文型のポイントは、O₁≠O₂であることと、訳す際に、「O₁にO₂をVする」と訳すことができることです。
例えば、
My grandfather showed me the picture.(私のおじいさんは私に写真を見せた。)
この一文でme(O₁)≠the picture(O₂)となっています。
- 第五文型<SVOC>
第五文型では、第四文型と違って、O=Cとなります。
例えば、
He calls his cat shiro.(彼は、彼の猫をシロと呼ぶ。)
この一文では、his cat(O)=shiro(C)となっていることを確認しておきましょう。
第五文型の主な動詞は、call AB(AをBと呼ぶ)、make AB (AをBの状態にする) 、keepAB(AをBの状態に保つ)、findAB(AがBだとわかる)、elect[choose]AB(AをBに選ぶ)です。
以上で文法の紹介となります。
文型では、まだまだ応用ポイントや細かい部分がありますので、まずは今回お伝えした基礎となる部分を理解していきましょう。
江戸塾では、英文法に力を入れています。
なぜかというと、入試で使う英語は必ず英文法が基礎となっています。したがって、英語の基礎を固めることに重視しています。
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