高校受験・大学受験 国語の読解力をつけるには【江戸塾】

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受験に向けて国語の読解力をつけるには!?【江戸塾】

2024/10/10

受験に向けて国語の読解力をつけるには!?【江戸塾】

こんにちは!smiley

 

今日は高校受験、大学受験に役立つ、国語の読解力をつけるためのテクニックをご紹介します!

 

「国語は日本語で書かれている文章を読むだけだから、勉強しなくてもどうにかなる!」と思っている方は多いのではないでしょうか?

それは大きな間違いです!

論説文であれ小説文であれ、国語の文章を読み解けるようになるためには「論理読解力」という力が必要になります。

学校の国語はみんなで朗読して内容を把握するのが主な内容だと思いますが、受験の国語では、受験に特化したテクニックを身につけなければなりません。

それが「論理読解力」なのです!

 

  • 論説文と小説文

国語の文章には大きく分けて「論説文」「小説文の2つがあります。

それぞれの文章で、異なる技術を身につけなければなりません。

論説文の読解において必要な技術は、筆者の主張を掴むことです。

一方、小説文では、登場人物の心情の変化を掴む技術が必要になってきます。

そのうえで、言葉の意味や品詞など、日本語の細かなルールも身につけていきましょう。

 

  • マクロ的な見方とミクロ的な見方

論説文と小説文、それぞれの読解に必要な技術を身につけるためには、「マクロ的な見方とミクロ的な見方」ができるといいかもしれません。

「マクロ的な見方」とは文章全体を把握する見方、「ミクロ的な見方」とは一文一文を細かく見てつなげていく見方です。

例えば、皆さんがどこか知らない場所に出かけるときに地図を見ますよね。

それが「マクロ的な見方」です。

そして、地図を見ながら実際に行ってみると、その場所の建物や風景が目に入ります。

そのときには、地図のように全体を意識するのではなく、その瞬間に自分の目の前にあるものに集中するのではないでしょうか。

それが「ミクロ的な見方」です。

国語に置き換えると、地図にあたるものが文章全体の構成や段落(マクロ的な見方)、建物や風景にあたるものが指示語や接続語(ミクロ的な見方)と言えます。

この2つの見方をどちらも使えるようになることが、論理読解力を身につけるための第一歩になります。

 

  • 背景知識を知る

2つめのポイントでお話ししたのは文法的なスキルでしたが、これだけでは書かれている文章をすることはできません。

文法的なスキルに加えて、その文章で書かれているテーマの背景知識を理解することが重要です。

背景知識とは、「現代社会の流れを掴む」と言い換えることもできるでしょうか。

新聞を読んだり、ニュースを観たり、インターネットで調べたりといった方法で、さまざまなテーマにアンテナを張ってほしいと思います。

いろいろなテーマへの理解や、語句・語彙の理解が、現代文の読解には何よりも重要なのです。

 

国語の力は一朝一夕で伸びるものではなく、学習の成果が出るまでには最低でも半年かかります。

これから受験に向かって勉強を進めるみなさんは、長いスパンで計画を立て、毎日コツコツと努力するようにしましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!