中３英語～長文読解で点数を取ろう～【江戸塾】

こんにちは！

江戸塾講師の伊藤美影です！

 

今回は、高校受験を間近に控えた中学３年生に向けて高校受験の長文読解で高得点を取るための勉強法をお伝えしていきたいと思います！

 

長文読解はつまずいてしまうことが多いですが、高校受験に限らず、定期テストでも長文は最も配点が高い項目になってきます。そのため、これを機に、しっかり長文での高得点を目指しましょう！

 

〈長文読解〉

１．設問を先に読む

　まずは、先に設問を読んで、どのような問題が出題されているのか確認しておきましょう。聞かれている内容がわかると、本文を読むときに重要な部分に、より集中して読むことができます。ただし、正しい選択肢を選ぶ内容一致問題は本文の内容に近いひっかけの選択肢が多いため、先に設問を読むと間違えた選択肢を選ぶ可能性があります。だからといって長文を最後まで読んでから解こうとすると、書いてある内容を忘れ、読み直してしまう可能性が高いです。そのため、内容一致問題は本文を読みながら解くのをお勧めします。

 

２．キーワードに注目する

　長文を解く場合のテクニックとして、「接続詞に注目する」というのがあります。特に逆接は重要です。長文を読むときに接続詞に印をつけながら読んでいき、その中でも逆接の接続詞があれば要チェックと思っておきましょう。接続詞は話を展開していくのにとても大きな役割を担っています。その中でも逆接の接続詞「but」や「however」があれば、ある事柄を述べた後に「しかし」私はこう思うとか「ところが」こんなことが起きたなど、問題にしやすい事実がのべられていることが多いためです。接続詞は長文を理解していくためのキーワードです。1文1文の英語をどのようにつなげていくのかというのが接続詞にかかっているわけです。つまり、接続詞があることで、英語長文ができあがっていくということです。接続詞をきちんと理解しておくことも長文読解に必要です。

 

３．スラッシュリーディングを習得する

　スラッシュリーディングとは、「大まかな意味を理解する」ために用いられます。具体的には、英文を頭から理解できるよう、意味のカタマリごとにスラッシュで区切って読んでいく方法です。「誰が」「何をした」→「どこで？」「いつ？」「何のために？」というように、後に続く内容をカタマリごとに読んでいきます。日本語と英語は語順がまったく違うため、正確に訳していたのでは時間が足りなくなる可能性があるため、スラッシュリーディングを使って、大雑把に英文の意味を把握します。長文では英文のすべて正しい和訳が求められるわけではないため、スラッシュリーディングを用います。意味がわからない場合は、主語・動詞・目的語・副詞等の切れ目にスラッシュを入れながら読むと全体像を掴みやすいのでおすすめです。

 

４．英文にたくさん触れる

　英文を速読できるようになりたい方は多いと思います。読むスピードは英文をたくさん読むことでだんだんと慣れていき、スピードが上がっていきます。そのため、毎日自分のレベルに合った優しい英語に触れると良いでしょう。優しい英語にたくさん触れていくと、文法などの規則が体得できるようになっていきます。最初からあまりスピードを意識しすぎると内容が頭に入らないまま文字だけを拾って読んでいる状態になってしまうので注意しましょう。

 

ここまで、中学３年生に向けた英語の長文読解で高得点を取る勉強法をお伝えしてきました。この情報が、現在中学３年生の方やこれから中学３年生になる方のお役に少しでもたてると幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました！