中3数学~高校受験対策~【江戸塾】
2024/05/16
こんにちは!
江戸塾講師の伊藤美影です!
今回は、高校受験を間近に控えた中学校3年生に向けて数学の高校受験対策のポイントをお伝えしていきたいと思います!
〈問題集を繰り返し解いて自分のウィークポイントをなくそう〉
問題集を解いていくと正解した問題と不正解の問題が出てくると思います。
その中で間違えた問題をしっかりと解決することができれば、自分のウィークポイントを減らすことができるしょう。
しかし、それを違う問題集などの類題で解決しようとすると、自分独自のウィークポイントに出会わないという可能性があります。
違う問題集では、同じ単元だからといって同じような問題が問われるとは限らず、苦手な組み合わせの計算が出てくるとも限りません。
そのため、せっかく見つけたウィークポイントを活かすことができません。
このようなことを起こさないためにも、同じ問題集を何度も解き直すことをお勧めします。
〈解説を読み込んで理解を深めよう〉
間違えた問題を解けるようにするには、解説を読み込む必要があります。
そのため、問題集を選ぶ際には、問題量よりも解説量が多いものを選ぶようにしましょう。
数学の受験勉強を勧める上で、間違えた問題を自力で解けるようにするには、自分で解説を読み込み、理解するという作業が必要になります。
問題を解けなかった理由を突き止めるためにも、問題の解答しか記載されていない問題集は避けましょう。
また、自力で解けた問題でも、一度解説に目を通し、自分の解き方と見比べてみましょう。もし、解答の方が簡単に時間短縮して解けそうであれば、その解き方もしっかり理解しましょう。
〈過去問を解いて傾向を掴もう〉
入試は時間との勝負でもあります。限られた時間でどれだけ実力を出せるかは、問題傾向をどれくらい把握できているかに委ねられるでしょう。
そのため、過去問を解いたり、分析したりすることが必要です。
志望校の問題を解くことで、その学校で頻出する問題がわかります。
そして、合格するために改善すべき単元や自分の弱点を明確にできるでしょう。
さらに問題傾向を掴む以外にも、時間配分に関する対策も行えます。
大問の数といった問題の大枠が大きく変更されることは少ないです。
よって1つごとの大問に何分かけるか決めておくと、最後まで解ききらない、という失敗を防げます。
〈シンプルな解法を探し、丁寧に解法を書き、計算ミスをなくそう〉
計算式がシンプルになる解法を探しましょう。
複雑な計算式になればなるほど、計算ミスをする可能性が高くなるからです。
普段の勉強から常に、できるだけ計算過程を減らせるシンプルな計算方法を考えると良いでしょう。
そのためにも、基本的な計算結果・式変形を覚えておくことをお勧めします。
しかし、シンプルな解法にするために頭の中だけで計算することはお勧めしません。
計算過程も丁寧に書くことを意識してください。
特に長い計算式だと、時間を省略するために面倒な部分を削りがちです。
しかし、先ほど述べたように、頭の中だけで計算したり、図形をイメージしたりするだけではミスが起こりやすくなります。
そのため、シンプルな解法にしながらも、手間をかけて計算過程を丁寧に書いていくようにしましょう。
〈間違え直しノートつくって、自分だけの参考書をつくろう〉
間違え直しノートとは、わからなかったり間違えたりした問題を解き直すノートのことを指します。
このノートには基本・応用に関係なく、専用のノートを用意して解き直しましょう。
その時に、問題文もしっかり書いておくことが大事です。
高校入試や実力テスト前にノートを見直せば、自分だけの参考書にもなるでしょう。
ここまで、中学3年生に向けた数学の高校受験対策のポイントをお伝えしてきました。
この情報が、高校受験を間近に備えた中学3年生のお役に立てると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!