看護医療系受験の面接質問項目と対策方法【江戸塾】
2024/04/25
目次
看護医療系入試での面接の重要性
国公立大学、私立大学、専門学校では、ほとんどの学校で面接の試験が課されます!
つまり、看護師、作業療法士、理学療法士、鍼灸師、放射線技師などの医療従事者を目指すためには科目の対策だけでなく、面接対策をしていく必要があるのです。
大学や専門学校によって面接の配点は異なりますが、面接が合否に影響してくることを認識しておかなければなりません!
面接の形式
学校によっては、面接のスタイルも異なってきます。
面接のスタイルに合わせて対策を行う必要がありますので、まずは志望校の面接形式を調べましょう。
面接形式は次のようなものがあります。
①個別面接(面接時間5~15分)
受験者1人に対して、面接官が1人~数人という形式です。
基本的には、面接官は複数人と考えてよいでしょう。一般的な面接形式です。
志望動機や自分の長所や強味をアピールすることが大切です。
1つひとつの質問に丁寧に答えていきましょう!
②集団面接(面接時間15~30分)
受験者が複数人同時に受ける形式です。
基本的に面接官は複数人います。
他の受験者の受け答えに対して「あなたは?」と聞かれることがあるため、他の受験者の話や質問も注意して聞く必要があります。
③集団討論(面接時間10~20分)
受験生(7~10名)が与えられたテーマに対してディスカッションを行う形式です。
相手の意見を尊重する力である協調性や自分の意見を伝える積極性、議論を進める指導力が問われます。
他の受験生の意見を否定することなく自分の意見を主張することが大切です。
評価されるポイント
筆記試験では分からないような受験者の人間性や個性が問われる面接では、以下の3点が評価されます。
①志望動機
自分がどういう経緯で、どういう思いをもって受験をしたのかということをはっきりと自分の言葉で言えるようにしましょう。
また、経緯だけではなく、入学後の将来像についても聞かれることがあります。
入学後にどのようなことをしていきたいのか、つまり、あなたが学校に入ることで学校にメリットがあるか否かをチェックされています。
②看護の仕事のことをよく理解できているか
看護の仕事の内容はどのようなものか、看護の仕事のどのようなところに魅力を感じているか、看護の仕事のどこにやりがいを感じているか、といった看護に対する認識が問われます。
看護学校を志望しているからには、基礎的な知識は頭に入っていて当然だと面接官は考えます。
看護に関する知識があまりにも不足していると、入学したいという意欲が薄れていると感じ取られます。
学校のHPやパンフレット、オープンキャンパスの内容はしっかりとチェックし、自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう!
③受験者の人間性
受験者の人間性とは、「課題に対して努力することができるか」「他人に対して思いやりや気遣いができるか」などの看護の仕事において必須条件を満たしているのかを見られています。
また、面接を通して、「社会人としてのマナーやルールが備わっているのか」という点もチェックされるため、丁寧な言葉遣いや態度にも注意を払わなければなりません。
面接でよく聞かれる質問
面接では、受験者の人柄に関することから看護の仕事に関することまで様々なことが聞かれます。
特に、よく聞かれる質問に対しては、事前に準備をしておくことが大切です。