中2国語~漢字・文法・古文・漢文を完璧にしよう~【江戸塾】

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中2国語~漢字・文法・古文・漢文を完璧にしよう~【江戸塾】

2024/05/13

中2国語~漢字・文法・古文・漢文を完璧にしよう~

こんにちは!

江戸塾講師の伊藤美影です!

 

今回は、中学2年生のうちに完璧にして欲しい「漢字・文法・古文・漢文」の勉強法についてお伝えしていきたいと思います!

 

まず初めに、漢字・文法・古文・漢文は定期試験や高校受験でも読解問題と比較すると1つ1つの出題数や点数配分は少ないかもしれません。
しかし、これら4つ全てを合わせると約30~40点分ほどになります。
そのため、それぞれを軽視せず、2年生のうちに完璧にしておきましょう。

 

〈漢字〉

1.漢字の意味を理解する

 新しいか漢字を学ぶ際に、まず初めにすることはその漢字の意味を理解することです。
1つの漢字に複数の意味合いが込められている場合が多いので、きちんと把握することがポイントです。
漢字の意味や成り立ちを学習することで、その漢字を使った熟語などの知識が広がり、漢字の知識だけでなく、国語力のアップにつながります。
意味がわからない場合は、辞書で調べる習慣を身につけましょう。

 

2.部首・構成を考える

 新しい漢字を記憶に残りやすくする方法の1つとして、部首・構成をきちんと知ることがあります。
例えば、「鬱」という漢字は一見とても難しく複雑に見えます。
しかし、1つひとつ分解していくと木という漢字があったり、缶という漢字が含まれていることが分かります。
このように難しい漢字・記憶に残りにくそうな感じもよく観察してみると、もう既に知っている漢字で構成されていることが分かります。
そのため、「覚えにくいな」「難しいな」と思っている感じがあったら、是非分解してみてください
きっと覚えやすくなるはずです。

 

3.問題集は1冊に絞る

 よく間違えた勉強法として取り上げられているのが、「様々なテキストをこなすこと」です。
メインで使うテキストは1冊に絞り、それの補助テキストとして複数のテキストを持っておくことは良いことですが、同時に何冊もの漢字ドリルをこなすことは、勉強の効率を下げてしまうのであまりお勧めできません。
自分の中で1番見やすい・分かりやすいと思ったテキストを1冊買ってみたら、それをやりこむようにしてください
(これは英単語を覚える際も同様です。) 使う教材を統一していると、インプットもしやすくなりますし、自分の進捗状況も客観的に知ることができるのでお勧めです。

 

〈文法〉

1.基本事項を理解する

 参考書や学校で配布されたプリントを基に、基本事項を理解していきましょう。
このとき「疑問はその都度解決する」という姿勢を徹底しましょう。
「連体修飾語と連体詞」など、疑問を感じやすい箇所こそ、テストや入試で狙われるポイントだからです。
参考書だけで解決できなければ、インターネットの情報なども参考にして、納得するまで追求します。

 

2.品詞分解する

 練習問題の短文を使って、品詞分解をしてみましょう。
普段意識していなかった単語の1つ1つが、実は大切な役割を果たしていることに気づくはずです。
単語の役割に気づくと、後々長文を読む際に、文章全体の構造も理解できるようになります。

 

3.長文を読んでみる

 文法学習が一通り終わったら、説明的文章を1つ読んでみましょう。
これまで読みとばすことも多かった細かな単語が、実は重要な意味を持っているのだと実感できるはずです。
特に「助詞」や「接続詞」は、読解をサポートしてくれる大事な要素で、順接や逆接などの役割が見えるようになると、文章全体の論理構造がよく分かるようになります。


〈古文〉

1.音読する

 まずは、古文に慣れていくことから始めましょう。
苦手な場合には古文が読めないということもよくあります。
そのため、とにかく音読をしましょう。
黙読するのに比べて音読するほうがあやふやな点がよくわかります。
読めると思っていても、音読をまずしてみましょう。
目標はスラスラ読めるようになることです。音読をする際には、古文独特の読み方に気をつけてください。
特に「は行」は、「は」と読んだり「わ」と読んだり、「ひ」と読んだり「い」と読んだり、文章の中での位置や意味で読む音が変わります。
また、「けふ」→「きょう」、「てふ」→「ちょう」など特殊な読み方のものや「ゐ」→「い」や「ゑ」→「え」など昔の仮名の読み方も覚えていきましょう。

 

2.主語を考える

 古文では主語が省略されることがよくあります。
主語が誰なのかわからないまま読んでいても、内容がまったく頭に入ってきません。
そのため、「会話のある文では、誰の発言なのか?」「敬語がある文では、誰に対する敬語か?」これらを考えながら、文章を読む必要があります。
主語は述語や前後の内容(話の筋)から必ず推定できます。

 

3.現代語と比較する

  古文はただ読む・解くだけでなく、現代語訳と比較して大まかに意味を捉えられるようになりましょう。
はじめは、だいたいの意味がとれれば大丈夫です。現代語訳を読んでこういうことが書いてあるんだなぁと理解しましょう。
細かい点は、あとから確認することにしてまずは大まかな話の流れを捉えます。

 

〈漢文〉

1.スラスラ読める

 漢文の勉強のコツとして、書き下し文をスラスラ読めるようになりましょう。
教科書の漢文を5回以上、スラスラ読めるようになると、漢文の成績向上につながります。
最初は誰でも上手く読めないので、繰り返し練習することが大切です。
音読を繰り返していくうちに、慣れてくると漢文のリズム感もわかるようになってくるでしょう。

 

2.形式を覚える

 漢文の文法とも言える、返り点を理解しましょう
これは漢文以外のすべての言語に言えることですが、読めないと覚えられません。
また、古文でも述べたように、音読で自分の声を自分の耳で聞くことは、黙読よりも効果的です。

 

3.読まない漢字を抑える

 漢文を訓練する際に、直接読まない「置き字」があることに注意しましょう。
置き字は、前後の漢字の送り仮名にその意味が反映されていたり、その漢字に対応するちょうどよい日本語がなかったりすることから、読まない習慣が生まれました。
置き字は、漢文を理解する上で重要な役割を果たしています。
置き字を理解することで、漢文の意味をより深く理解できるようになります。

 ここまで、中学2年生で国語を学ぶ上で完璧にして欲しい「漢字・文法・古文・漢文」についてお伝えしてきました。
この情報が、現在中学2年生の方やこれから中学2年生になる方のお役に立てると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

代表兼講師 江戸 優一

代表兼講師 江戸 優一

紹介文
勉強とは生きる為の道しるべです。人生を生き抜くための方法論がたくさん詰まっています。公式や文法を覚えることだけが大切ではありません。勉強を通して得られる喜びや達成感を感じ、『知る』という行為を楽しんで頂きたい思います。培われた知識や経験がお一人お一人の財産になるはずです。物事に真摯に向き合う姿勢は美しいと思います。目標や夢を掲げ、それらを実現するために頑張っていきましょう!
来歴
・茨城県私立水城高等学校(特進クラス偏差値71・生徒会長)卒業
・大阪市立大学商学部会計コース 卒業
・講師歴18年
指導科目
英語・数学・物理・化学・生物・国語・小論文・面接対策・解剖生理学・生化学
スポーツ歴
テコンドー(WTF初段)・空手・サッカー・野球
大阪・京都校塾長 江戸 亮茉

大阪・京都校塾長 江戸 亮茉

紹介文
勉強は楽しむことが一番大切です!点数や成績に一喜一憂しがちですが、自分の知らないことに好奇心を持ち、それを学ぶ楽しさや喜びを感じて欲しいと思います。学習することが楽しくなれば、自然と点数も伸びてきます。得意不得意に関わらず、焦らず少しずつレベルアップしていきましょう!!皆さんが前向きに日々の学習と向き合えるよう全力でサポート致します。分からないことはどんどん聞いてくださいね。
来歴
・茨城県立水戸第一高等学校 卒業(偏差値71、県内トップ校)卒業
・京都大学医学部検査技術科化学専攻 卒業
・講師歴18年
指導科目
英語・数学・物理・化学・生物・小論文・生化学・生理学・解剖学・病理学・血液学・微生物学などの医療系科目
スポーツ歴
テコンドー(WTF初段)・空手・サッカー・野球

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