高校生のための共通テストの傾向&対策~国語編~【江戸塾】

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共通テストの傾向&対策~国語編~【江戸塾】

2024/04/29

共通テストの傾向&対策~国語編~

こんにちは!

江戸塾講師の伊藤美影です!

 

今回は、夏休みも迫ってきて、本格的にこの夏から対策する高校生が増えてくる「共通テスト」についてお伝えしていきたいと思います!
夏を制するものは受験を制するといいますが、「共通テスト」傾向と対策をしっかる理解して大学受験に向けての学習を加速させていきましょう!
まずは国語編です📚

 

〈傾向〉

・時間:80分

・配点:200点

・形式:評論/小説/古文/漢文

    (評論/小説)

    実用文が採用…センター試験の国語では評論と文学的文章の2種類が出題されていましたが、共通テストでは実用文が出題されるようになりました。
実用文とは、日常生活などで実際に用いられる文章のことで、文学作品の文章ではありません。
通知文や説明文、手紙文、新聞記事、契約書などが実用文にあたるため、表やグラフが含まれます。

    複数テクスト化…センター試験の国語では原則として大問1題につき長文1つしか出題されていませんでしたが、共通テストでは複数テクスト化されたため、大問1題に2つ以上の文章が組み合わさって出題されるようになりました。

    (古文)

    文章量の減少…センター試験では長い文章を読んで内容を問うという出題形式でしたが、共通テストでは複数の短い文章が出題されるため、結果的に文章量が減少しました。

    表現の重視…全3回の共通テストでは和歌の修辞技法や表現などが問われていたことから古文で表現を問う問題が多く出題されています。

    (漢文)

    問題の細分化…複数の文章が出題され、問題が細分化される傾向があります。
複数の文章や資料を比較して解釈する必要のある実践的なスタンスの問題が出題されます。

    イラスト付き設問…センター試験の問題にはなかったイラスト付きの設問が全3回の共通テストでは出題されています。

 

〈対策〉

1.過去問を利用する

 共通テストの傾向を自分自身で掴むためにも、センター試験・共通テスト・試行調査(プレテスト)の国語の問題を活用しましょう。
優先的に取り組むべき過去問は共通テストですが、共通テストはまだ始まって間もないため、過去問の数も少ないです。
そのため、より深く過去の傾向を知るには、センター試験の問題も解くようにするのがいいでしょう。
また、過去2回実施されている試行調査(プレテスト)は本番の入試内容に近いため、こちらも傾向を知るために役立つはずです。

 

2.時間配分を身に付けておく

 共通テストの国語で確実に高得点を狙うためには「解く順番」と「時間配分」が大事になってきます。
「解く順番」と「時間配分」は以下の通りです。

 漢文(15分)→古文(20分)→小説(20分)→評論(25分)

 なぜ漢文から解き始めるのかというと、共通テストの国語の4つの大問のうち、漢文は「最短の時間で」「最も確実に」高得点が狙えるからです。
漢文の問題で出題されるのは、基本的な句法の知識を問うものやそれを知っていれば読解できる問題であるため、漢文の基本的な知識さえあれば迷わず正解にたどり着けま
す。

漢文の次に解くのは古文です。
古文も、漢文ほどではないですが基本的な知識があれば解ける問題が含まれているので、まずはその問題をしっかりと得点しましょう。

次に解くのが小説です。
詩やエッセイなど馴染みのない文章も出ますが、焦らずに読んでいきます。
わからない問題があった場合は、あまり悩み過ぎずにテンポよく解くのが大切です。
最後に解くのが評論文です。
大量の文章を処理しながら解くので、最低でも25分は時間を残しておきたいでしょう。
30分以上評論に時間をかけることが出来れば、文章の論理関係が正確に把握でき、高得点を狙うことも可能になります。

 

3.苦手分野を分析し、繰り返し解く

 過去問題を問いたら、どのような点が自分にとって苦手な箇所なのかを分析しましょう。
過去問題に当たることで、どうしても点数が取れない部分、解くのに時間がかかってしまう部分がわかります。そうした箇所は苦手箇所なので、本番までにしっかり点数が取れるようになるよう重点的に対策する必要があります。
自分の苦手分野がわからない場合は、共通テストの模擬試験を受け、結果を分析するのがおすすめです。
苦手な分野がわかったら、苦手な分野・傾向に近い問題を繰り返し解きましょう。
基礎を固めながら問題を解くことで、苦手意識が薄れ得点にもつながります。
苦手な分野の問題を解くときは、ただ問題をこなすのではなく解説をしっかり読むことを意識してください。
解説を読むことで、自分の考えのどこが間違っていたか、どのように考えれば正解に近づけるかがわかります。

 

ここまで、「共通テスト」についての傾向と対策~国語編~をお伝えしてきました。
この情報が、共通テストの受験を考えている高校生・高卒生・保護者様のお役に立つと幸いです。

 

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代表兼講師 江戸 優一

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勉強とは生きる為の道しるべです。人生を生き抜くための方法論がたくさん詰まっています。公式や文法を覚えることだけが大切ではありません。勉強を通して得られる喜びや達成感を感じ、『知る』という行為を楽しんで頂きたい思います。培われた知識や経験がお一人お一人の財産になるはずです。物事に真摯に向き合う姿勢は美しいと思います。目標や夢を掲げ、それらを実現するために頑張っていきましょう!
来歴
・茨城県私立水城高等学校(特進クラス偏差値71・生徒会長)卒業
・大阪市立大学商学部会計コース 卒業
・講師歴18年
指導科目
英語・数学・物理・化学・生物・国語・小論文・面接対策・解剖生理学・生化学
スポーツ歴
テコンドー(WTF初段)・空手・サッカー・野球
大阪・京都校塾長 江戸 亮茉

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勉強は楽しむことが一番大切です!点数や成績に一喜一憂しがちですが、自分の知らないことに好奇心を持ち、それを学ぶ楽しさや喜びを感じて欲しいと思います。学習することが楽しくなれば、自然と点数も伸びてきます。得意不得意に関わらず、焦らず少しずつレベルアップしていきましょう!!皆さんが前向きに日々の学習と向き合えるよう全力でサポート致します。分からないことはどんどん聞いてくださいね。
来歴
・茨城県立水戸第一高等学校 卒業(偏差値71、県内トップ校)卒業
・京都大学医学部検査技術科化学専攻 卒業
・講師歴18年
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英語・数学・物理・化学・生物・小論文・生化学・生理学・解剖学・病理学・血液学・微生物学などの医療系科目
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