夏休みの勉強方法【江戸塾】
2024/05/09
こんにちは!
江戸塾講師の伊藤美影です!
今回は、夏休みということで「夏休みの勉強方法」をお伝えしていきます🍉🌊
1.メリハリをつける
1)ToDoリストの作成
夏休み中の学習計画を立てた方は多いかと思いますが、1日のやるべきことを前の日の夜または当日の朝に書き出して、ToDoリストを作成しましょう。
やるべきことがわかっていると、メリハリのついた1日を過ごせます。
ここで注意してほしいのは、マルチタスクにならないようにすることです。
いくつかの作業を同時に進めるのは一見効率的であるように思うかもしれませんが、同時に集中力を欠いてしまい、切り替えに時間がかかり結果的に非効率になってしまう可能性があります。
そのため、書き出したやるべきことは1つずつこなしていきましょう。
2)タイマーを利用
人間の集中力には限界があり、2時間や3時間も続けて勉強するのはお勧めしません。
だからといって何回も何回も休憩しては勉強の効率も上がりません。
ですので、タイマーなどを使って1時間勉強して10分休憩するといった自分に合ったサイクルを作るようにしましょう。
3)休むときは徹底的に
しっかり休むということは受験生にとって重要なことです。
“休むときは徹底的に”と聞くと不安かもしれませんが、休むときは勉強のことをいったん置いておいて、自分の好きなことを楽しみましょう。
そして、また勉強するときに切り替えて集中すればいいのです。
休み過ぎはよくありませんが、休むと決めた時間は徹底的に休んでoffをはっきりさせましょう。
(*これは受験直前でも同様です。夏休み中よりは休む時間は少なくなるかもしれませんが、学校の休み時間やご飯の時間などはいったん勉強のことを置いておき、友達との会話や食事の時間を楽しみましょう!)
2.自分に合った勉強場所を確保する(今回は、塾の自習室以外を紹介します)
1)自分の部屋
勉強場所を自分の部屋にすることのメリットとしては、“移動時間がいらない”ということが挙げられます。
移動時間などのスキマ時間に勉強するとはよく言われますが、スキマ時間ではない勉強時間が多いことに越したことはありません。
また、周囲の目を気にしなくていいため、服を選んだりお化粧をしたり、身だしなみを気にしなくてもいいという点でも時間の節約になります。
2)図書館
勉強場所を図書館にすることのメリットとしては、“静か”ということが挙げられます。
学校・家で勉強しているときに気になる生活音もなく、周りも勉強している人か読書している人しかいないので、自分も勉強しようという気になれます。
また、周りの人の目があるのであまりだらけずに気を張って勉強することができます。
3)カフェ
勉強場所をカフェにすることのメリットとしては、“静かすぎない”ということが挙げられます。
カフェは、勉強目的ではないお客さんが多いため、常にざわざわしています。
その音が逆に、試験当日の周囲の雑音と近いものがあり、本番に近い状況に慣れながら勉強できます。
㊟ここまではそれぞれの場所のメリットを紹介してきましたが、もちろんそれぞれに応じた場所のデメリットも存在します。
ですので、メリット・デメリットどちらも考慮したうえで、ぜひ自分に合った勉強場所を見つけてください!
3.基礎を固める
1)国語の場合
(現代文)
現代文は、筆者が伝えたい内容を読み取る「読解力」が得点を左右するため、この読解力を高めるために、読んだ文章を100~200文字程度に要約する練習がおすすめです。
頭でまとめるだけでなく実際に文章にすれば、記述力アップにもつながるでしょう。
(古文)
古文は、文法と頻出語句を覚えましょう。
文法は、動詞や助動詞の活用をしっかり覚え、品詞分解で悩まないレベルにまで到達することを目指しましょう。
そして、文法と併せて頻出語句もしっかりマスターしておいてください。
(漢文)
漢文は、返り点やレ点、再読文字、置き字などの句法を中心に基礎を固めましょう。
理解を深めるために、書き下し文を書いてみるのもおすすめです。
2)数学の場合
数学は、教科書に記載されている定理や公式をつかえるようになりましょう。
定理や公式を覚えただけで、実際の問題を解けなければ意味がありません。
まずは定理や公式を暗記し、例題や練習問題を繰り返し解いて、どのように活用するのかを理解しましょう。次に問題集へ移り、さまざまなパターンの問題に触れることで、基礎力がどんどんアップしていきます。
(*どの単元ができていないのか知るためには、各単元の公式が載っている問題集を使用するのがおすすめです。
一通り解いてみることで、苦手な単元が明確になります。)
3)英語の場合
英語は、文法と語彙の習得に力を入れましょう。
文法や語彙の意味がわからないと長文を読み解くことも、リスニングで点数を取ることもできません。
文法が弱い場合は、学校で習った英文法を総復習しましょう。
このとき、主語(S)・述語(V)・目的語(O)などを意識すると構文の理解が進み、長文読解力も付いてきます。
語彙は、単語を覚えるだけではなく、英語特有の熟語表現にも慣れておきましょう。
意味のわからない単語や熟語をノートにまとめ、スキマ時間などを利用して繰り返し復習すると、語彙力が身につきます。
ここまで、夏休みの勉強法を3つのポイントに分けてお伝えしてきました。
このポイントが、受験勉強を頑張っている方のお役に少しでもたてると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!