英単語の暗記のコツ【江戸塾】

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英単語の暗記のコツ【江戸塾】

2024/11/20

英単語の暗記のコツ【江戸塾】

こんにちは✨江戸塾です。

 

英語の上達を目指すなら、英単語の暗記は避けては通れません。

しかし、膨大な数の英単語を覚えるのに苦労している方も多いと思います。

そこで今回は、効率の良い英単語の暗記方法をお伝えしていきたいと思います。

受験に向けてたくさんの英単語を覚えていきたいという方、暗記テクニックの1つとして参考にされてみてください!

 

①派生語はまとめて覚えよう

 英単語には似たような形や意味を持つ派生語というものが存在します。

例えば、<value>という英単語。意味は「価値」「値」「有用性」などです。

このvalueの派生語に<valuable>という単語があり、意味は「高価な」「貴重な」「大切な」となります。

さらに、同じvalueの派生語として<invaluable>という英単語もあり、これは「(計り知れないほど)貴重な」「かけがえのない」という意味になります。

これら<value>の派生語は、その意味を基準として新たにそれに似た意味を持っていることがわかります。

先に紹介した3つの単語は似た意味を持っているため、<value>を覚えておけば、それに関連してさらに2つの単語を暗記することができます。

いちいちゼロから派生語の意味を覚えなくても、派生のもととなっている単語の意味から推察することで派生語の意味を導き出せるようになり、必要な暗記量が減ります。

 

②接頭、接尾語をヒントにしよう

 <inaccurate>「不正確な」<incorrect>「正しくない」<inefficient>「効率の悪い」

これらの英単語は、すべてネガティブなニュアンスを持っており、さらに単語の先頭には<in>がついています。

ちなみに、これらの英単語から先頭の<in>を取り除いた単語のそれぞれの意味は、<accurate>「正確な」、<correct>「正しい」、<efficient>「効率の良い」となります。

以上のことからお察しの通り、<in>単語の先頭につくことで後ろの単語の意味を否定する働きをする場合があります。

<in>のように、単語の先頭について後ろの単語の意味に影響を与える場合がある語のことを接頭語といいます。

もちろん、すべての場合に接頭語が効果を発揮するわけではないことには注意が必要ですが、接頭語が意味するところを覚えておくことで、単語を覚えたり思い出したりするときの良いヒントになります。

 また、<impossible>「不可能な」、<plausible>「もっともらしい」、<durable>「丈夫な」といった英単語は、語尾に<ble><le>がつきます。

これらの、英単語の語尾についているものを接尾語といいます。

<ble><le>といった接尾語がついている単語の品詞は、形容詞であることが多いです。

このように、英語においては、単語の語尾についているものからその単語の品詞を予想することができ、これは単語の意味を覚えたり英文を読んだりするうえで役に立ちます。

 

③どのような場合に用いられるかを考えよう

 最後に、暗記しようとしている単語が具体的にどのような文脈で用いられるかも一緒に覚えるようにしましょう。

例えば、「見る」系の単語で意味を混同しやすい<gaze> <stare> <glance>

これらをうまく使い分けることができるようにするためには、例文と一緒にその意味を覚えてしまうのがおすすめです。

  • He was surprised and gazed at that building. 「彼は驚き、あの建物をじっと見つめた。」
  • Tom stared at me. 「トムはじろじろと私を見た。」
  • She glanced at his bag. 「彼女は彼のカバンをちらっと見た。」

<gaze>は驚いたり興味を持ったりして見つめる、<stare>はじろじろと見る、凝視する、<glance>はちらっと見る、といったような意味を持っています。

これらは、その単語だけ見てもなかなか区別して覚えづらいですが、上記のように例文を一緒に覚えることで、その単語が持つ細かな意味を覚えやすくなると思います。

また、このやり方は、英作文など具体的な場面でどの英単語を用いるのが適切なのかを正しく判断することができるようになるので、なおさら英語力の上達に資すると思います。

 

以上3点が、受験に向けた英単語の暗記のコツです。

暗記物は、効果を実感できるのに長い時間がかかるものです。自分には無理だと投げやりになってしまうのではなく、長い目で見て日々努力を継続していきましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!